2009年12月2日水曜日

I ♥ 湯

どうも、窮屈なラコスモスでう。でう。

行ってきました、直島銭湯 I♥湯

今年の夏、大竹さんからDMが届き、行きてえ、行きてえ、と思いつつもなかなか行けずに悶々としていたのですが、ついに行ってきました。岡山まで行き、岡山の宇野港からフェリーで直島へ。直島は直島銭湯 I♥湯はもちろんの事、家プロジェクトや地中美術館、ベネッセアートサイトなど見たい所は盛りだくさん。そんなに大きな島ではないので気合い入れればレンタサイクルで十分廻れます。

島についてとりあえずすぐに家プロジェクトへ、こちらもずっと見たかった大竹さんの”はいしゃ 舌上夢 ぼっこん覗”なる作品。外観もすごいけど中はもっとカオスで宇宙で、自由の女神と目が合う。


それと家プロジェクトで感動したのは安藤忠雄設計のジェームスタレルの作品”南寺”。行って見てくれば解るけど、ジェームスタレルっつう人は人間の視覚の可能性とかそういうのをガツーンと知らしめてくれるというか、見えてるようで見えない、見えないようで見えるみたいな人間の視覚能力について考えさせられる。
南寺

他にも家プロジェクトは宮島達男や千住博、須田悦弘、杉本博司の作品があってだいたい3時間くらいで廻れた。

そんでついに、念願の大竹伸朗”直島銭湯I♥湯”!
まず、外観がすげえ、大竹さんのコラージュは大きさとか関係ないんだなとおもった。本当に大竹さんのコラージュブックの密度の濃い1ページを特大サイズで見ている様で(まじでかい)、圧倒的。その名の通り銭湯なので、入湯料500円払って中へ、番台のおばちゃんがこれまた最高で、その勢いと喋り方にもまた圧倒され、脱衣所へ、ここにも大竹作品が目白押し、きょろきょろ見ながら全裸になり湯船へ、、、ここから先は皆さん実際に行って来て見てください。全裸で見るとなにも言い訳できないです。

好きな作家”いしいしんじ”さんが自身のブログ”ごはん日記”の2009年7月24日で俺が言いたい事全部言ってくれてた。

外観。


夜になるとネオンがきらめき。




看板もますます良い感じになって


幻想的で訳の分からない建物がポッコリ浮かび上がる感じ。


まさにパラダイスなのかもしれません。


直島で一泊して次の日は地中美術館とベネッセアートサイトに行く、地中美術館は形なき建築物、何せ地中に埋まってるから。中は要塞のようで進んで行くのがワクワクする。
ここでもやられたのがジェームスタレルの作品、この人はきっと変態だと思うな。あとモネの作品もやっぱすよかったです。で、ベネッセアートサイトのミュージアムへ。ここはそんなに期待しないで行ったら大間違い、すげえ充実してました。ジャスパージョンズにホックニー、ウォーホルにジャクソンポロック、バスキアにウェッセルマン!大竹伸朗、柳幸典、ブルースナウマン!ナムジュンパイク!

ぎゃー!って感じです。でした。でしょう。

興奮冷めやらぬまま外のシップヤードワークス。

桟橋にある草間弥生の南瓜をみて、

帰りのフェリーの前にもう一度I♥湯に浸かって。グッズ買い込んで、さよなら直島、泊まった宿の田舎屋さんの客をほったらかし感とか最高でした。田舎のばあちゃん家に行ったみたいでした。

また行くよ。



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