ふと、君の手を強く握って君を見てみると、手から先は青に埋もれて君は右手だけになっている。話しかけても返事は無い。僕は怖くなって右手を緑道に捨てた。青が全体を覆い尽くそうとしている、惚けて、捨てた手を見ている僕を、白い猫が、見ていた。
ライヴを久しぶりにやったんだよ。
とても準備が大変だけれどもやっぱりやって良かったしとても楽しかった。
みんなで物を作り上げることもたまにはしないと、世の中が狭くなって息苦しくなる。だからバンドって素晴らしいなあと思った。こうやって日々、何か夢中になってやれることをやっていれば、人を憎んだり、きっと戦争なんかする気も起きないだろう。心に隙間があるとその隙間に虚無が入り込んでくる。
暖かいコーヒーでも飲もう。