2015年1月26日月曜日

早朝、まだ暗い

夜歩く。2人で。冬の夜は疲れが薄れる時間がある。いつまでも歩ける、このまま日が登らなければ、どこまでも歩いていける。ポケットに君の手を突っ込んで、でも手だけしか感じられない、暗くて顔はわからないから本当に僕の隣にいる人は君なのだろうかと思う。話しかけてもたまに返事がないときは、僕のポケットに入ってる君の手が怖くなるよ。冬の夜はシンとしていて、身体が清められるような、でも何か死の恐怖を感じる寒さで、歩かなければ歩かなければ、、、、、、。体の重さは朝を迎える証拠だ、遠くから青がやってくる。
ふと、君の手を強く握って君を見てみると、手から先は青に埋もれて君は右手だけになっている。話しかけても返事は無い。僕は怖くなって右手を緑道に捨てた。青が全体を覆い尽くそうとしている、惚けて、捨てた手を見ている僕を、白い猫が、見ていた。

ライヴを久しぶりにやったんだよ。
とても準備が大変だけれどもやっぱりやって良かったしとても楽しかった。
みんなで物を作り上げることもたまにはしないと、世の中が狭くなって息苦しくなる。だからバンドって素晴らしいなあと思った。こうやって日々、何か夢中になってやれることをやっていれば、人を憎んだり、きっと戦争なんかする気も起きないだろう。心に隙間があるとその隙間に虚無が入り込んでくる。
暖かいコーヒーでも飲もう。

0 件のコメント:

コメントを投稿